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分

僕は時々軽い下痢を起こす程度で、行動には支障はありません。
温暖な町マルサピットに着くまで、イシオロっで発車するのに四時間近く、発車して着くまでに八時間以上、バスの中で座りっぱなしでいました。

自動車はたいがいトヨタ、ニッサン、、ミツビシなどの日本車です。他にホンダ、スズキ、セイコウ、シチズンなどの名も知られています。

食堂などのラジオから民族音楽？が流れてくるといいなと思います。
昼下がりの熱気のもとで聞いていると、労働と諦めが感じられます。

都会の町並みは西洋化されているせいか、田舎の町並みもその影響を受け、それでいて壁に赤、青、黄の原色のペンキを一色づつ塗っています。その色のあくの強さったら、たいへんなものです。

夜空はたいへん星が輝いています。日本では望遠鏡を使わなくては見えないものも見えて、凄い賑わいです。

ナイロビから地方に来て十日近くになりますが、日本人に会ったのは一回きりです。そのときも、話しかけたら、いや顔をされそれっきりです。

ナイロビは恐ろしい所と人に言われ、すぐさま地方に来たわけですが、こちらでは、難民に関する情報はまるで入らず、ただ漠然と地方をさまよっているような感じです。

アフリカへ来て一、二ヶ月は体調を慣らそうと思っていましたが、まるで情報がないので先々、不安です。日本で難民の居る場所を調べなかったのが悔やまれます。

現代のドンキホーテより

私は時々軽い下痢を起こす程度で体調は良好です。
割合、アフリカも涼しい地方を回っているせいか。

シャワーは一日に一回しか浴びてません。昼寝はなるべく取るようにしています。

飛行機はアラブの砂漠を過ぎ、紅海を渡り、アフリカに着きました。そこは見渡す限り綿雲とそれが砂漠の薄縁になっていますが、延々数時間この状態が続きました。これがアフリカ人だと思いました。

地方回りを終え、今はナイロビにいます。

地方を回っているとき食堂などで、よく飾ってある絵（おそらく油絵）を見かけます。それは数色しか絵の具を使っていない。藁の家や木や草・人々などを村を描いた、とても暗い絵です。

彼らの派手な服装や壁の色とはあまりにもかけはなれているので不思議でした。それが最近やっとわかってきました。ケニアは四月になると雨期には入り雨雲がいつも空にたれこめます。その雨雲はとても青っぽいので、その下の風景は悲しげなものです。

もっと書きたいのですが、またの機会に・・・・

こちらに来て健康の大切さをつくづく考えさせられます。私は１ヶ月の地方巡業を終え今、ナイロビで二週間以上滞在しています。

ナイロビは都会で高層ビルもボンボン建っています。そして国際的という意味ではニューヨークに匹敵するものじゃないでしょうか。

白人・黒人・インド人・アラブ人などがぞろぞろ歩いてます。それに比べると日本の東京なんか田舎町です。

ただ都会だけに物事に対して無関心や冷静さが目立ち私にはどうも好きになれません。・・・・ではまた

地方から近頃ナイロビへ来ています。地方にいる腰巻姿に槍を持っている人やナイロビの街中にいる身体障害者の乞食などを見ていると難民とはなにかを考えさせられます。

またエチオピアから来る難民は男は泥棒に、女は娼婦になるそうです。アフリカ問題の根の深さを考えさせられます。

タンザニアへ行こうと思っているのですが様々な事務手続きが降って湧いてきて、なかなか行けません。

それでは。

私は今、ナイロビに居て東アフリカ子供救援センターの仕事を手伝おうとしています。

これは孤児院で今、設立の準備段階にあります。この孤児院の特徴は欧米関係の孤児院が援助によって成り立っているのに対し独自の力でやっていゆこうとしているところです。

よかったらお葉書でも。住所は裏に書きましたので、それではまた。

私はタンザニアからウガンダを経て今、ケニアの首都ナイロビに戻ってきています。

私はここで東アフリカ子供救援センターの仕事を２、３ヶ月手伝ってから帰国するつもりです。
ですからそれまで、私の荷物を粗大ゴミとしてゴミ屋さんには渡さないようにひらにお願いします。

よかったらお葉書でも。住所は裏に書きましたので、それではまた。

私は病気一つせず元気です。いま、ナイロビ郊外にあるユースホステルに泊まっています。ここは白人ばかりの泊まり客です。だから、欧米の若いピチピチギャル達と涼しい季節をエンジョイしています。

よかったらお葉書でも。住所は裏に書きましたので、それではまた。

私はタンザニア、ウガンダを経て、再びケニアの首都ナイロビに戻って来ています。そして、東アフリカ子供救援センターの仕事を手伝うことになりました。

ここの孤児院の特徴は欧米関係の孤児院が援助によって成り立っているのに対し、独自の力でやってゆこうとしている所です。

今、日本は夏真っ盛りでしょうから、お姉さんともどもお体には気をつけください。
それでは、また。

私のほうはいたって健康でそのうちマラリアでコロッといくのではないかと心配しています。

つきましては、私の帰国の件ですが、早ければ１２月中頃、遅いと１月にのめり込む可能性もでてきました。

そこで私のそちらで預かっていただいている荷物のことですができたらもうしばらく預かってもらえないでしょうか。もし、そちらの都合であの小屋が使えなくなる場合は、申しわけありませんがそちらの考えで荷物を移動するなり捨てるなりしてもらえないでしょうか。

それから、他のみんなには私は身の不幸を一心に背負って南洋の病気で死んだとお伝えください。
それでは、また。・・・・怠慢な友より！

ロンドンは東京位の寒さでほとんどいつも曇っているか雨が降っているかしていて午後３時すぎには日が暮れはじめます。ナイロビという暖かく太陽のいっぱいな所から突然来たせいもあるかも知れませんが、この差にはいささか驚きました。

お金が底をついた現在、博物館がただで見れるのはとてもうれしいです。こちらの主な博物館は見て回りました。
量質ともうんざりするほどあるので、かえって見る気が滅じてしまいました。

絵や彫刻というものは自分が見たいとき、じっくり時間をかけ、それも自分の見たいものだけを見るものだなと思いました。

東京で一杯一緒にやりましょう。

そちらは年末でせわしいことと思います。私はロンドンにいますのでクリスマスに向けてのこちらの人々の行動を見ることができます。

私はクリスマスをロンドンで送り、新年をパリで迎え、東京で節分を楽しむ予定でいます。こう書くと豪華に見えるでしょうが、現実はきびしく、私はこちらの物価高の中、昼は室内にいることのできないユースホステルに泊まり、なけなしの金でやりくりしています。

東京のように寒いロンドンで昼は外にでなくてはならず、無料で室内に入れる所など博物館位しかないので、ナショナルギャラリーでうたた寝をむさぼり、あとは冷風吹きすさぶ公園や街を歩き回っています。
パリは博物館が有料とのことでどう日中をパリで過ごすか頭を悩ましています。

もうすぐ帰りますので、なにとぞよろしくお願いします。それでは、また。

就職したそうですね。おめでとうございます！できるだけ長く（まだ勤めていればの話ですが？）勤め、版画の方も長く続けて作ってほしいものです。

私は今月の初めで孤児院の授業を止めました。こども達から手を振って見送られた時はさすがに、熱いものが胸にこみ上げてきました。

ロンドンに着き市内見物を始めたら、私の旅ももうすでに終わったことに気づきました。
ロンドンは日本と違わないです。ただ、ロンドン、ヒースロー空港に続々と到着する黒人、アラブ人、インド人の群を見るとヨーロッパとアフリカ、アジアの近さを思い知らされたような気になります。それに比べると、日本はなんて遠い国なのでしょう。（これは距離的な意味ではありません）

それでは東京で。